地元の歴史を訪ねて①
今年の休日は、遠出などせず、例年とは違った過ごし方をしております。
私の場合、普段あまりしない「読書」を多くするようになりました。
4月頃の話です。
家にありながら読んでいなかった本に、地元の歴史についてわかりやすく書かれた本があるのですが、その本を読んでみました。
そうしたら、地元のことなのに知らないことばかり…。
お寺や神社も、初めて聞くところが多く…。
緊急事態宣言が出る前のよく晴れた休日、運動不足解消と気晴らしも兼ねて、それらのお寺や神社を訪ねてみることにしました。
コースは以下の通り。
①立石寺→ ②阿智の花桃→ ③信濃比叡→ ④信濃比叡門前屋の白蛇様→ ⑤光明寺→ ⑥長清寺→ ⑦佐倉神社
① 立石寺
平安時代に始まったお寺。
ここにある青銅の釣鐘は、3回場所を変えた珍しいものだそう。
②阿智の花桃
花桃を目的に行ってみましたが、まだ時期は早く…。
写真は花桃ではありませんが、川とその周りの自然が美しかったので撮影。
③信濃比叡
比叡山延暦寺を建てた最澄が、東国へ教えを広めに行った際、神坂峠を越えるのにとても苦労した経験から、旅人のことを思い建てた宿泊所の跡。
写真の最澄の銅像は、比叡山延暦寺に保存されていた鋳型を使って造られたものだそう。
④信濃比叡門前屋の白蛇様
参拝すると、開運などのご利益があると言われている。
※ 写真撮影はできません。
⑤光明寺
真言宗のお寺。
安産に特別ご利益があると言われているのだそう。
下伊那では最も古いお寺。
⑥長清寺
小笠原氏の氏寺。
もともと京都にあった長清寺は、応仁の乱で焼けてしまい、小笠原長清より十五代の孫が、現在地に建てたのだそう。
⑦佐倉神社
全国の百姓から行いを崇敬された、佐倉惣五郎が祀られている神社。
どこもひっそりと佇み、聞こえてくるのは風の音と鳥の声だけの神聖な場所。
まさに今のような状況が何百年も前に起こっていたら、人々はこのような場所に集まり、一心に祈りを捧げていたのだろうな、と想像します。