地元の歴史を訪ねて②
今週のお題「読書感想文」
前回に続き今回の記事も、地元の歴史について書かれた本に出てくる、お寺や神社などを実際に訪ねたときの記録です。
前回の記事がこちら。↓
zephyrus-no-kisetsu.hatenablog.com
前回も書いたのですが、本を読んで、「地元のことなのにまだまだ知らないこともたくさんあり、お寺や神社なども、初めて名前を目にするところが多い」という気づきがありました。
今週のお題は「読書感想文」ということですが、ここでは感想の域を超えて、地元にまつわる歴史が書かれた本を読んで、実際に自分の足でその本に出てくる地に赴いてみたときの内容をまとめてみます。
今回のコースは以下の通り。
①長石寺→ ②開善寺→ ③神之峰→ ④文永寺
①長石寺
小笠原長清という武将が、ここの石海というお坊さんに、戦いにおける源氏の勝利を祈祷してほしいとお願いしたそう。その後、石海和尚は源氏の勝利を知り、このお寺の名を、長清の「長」と石海の「石」を合わせて「長石寺」としたとのこと。
②開善寺
小笠原貞宗が、元のお坊さんである清拙正澄を招き、開いたお寺であると言われている。(諸説あり。)
ここの山門は、このお寺が建てられた当時のものであり、1952年に国の重要文化財に指定されている。
③神之峰
知久氏の城の跡。戦国時代に、戦に都合の良い地として移り住んだとのこと。
武田軍によって落城した。
④文永寺
知久信貞によって建てられた真言宗のお寺。
また、五輪塔は、1283年に知久敦幸が奈良の石屋を呼んで造ったものだそう。石室と五輪塔は、国の重要文化財にもなっている。
本で得た知識を実際に自分の目で確かめることは、このようなまとまった時間でないとできないので、これはこれで自分にとって大切な時間になったと思います。