人の心を動かす芸術
趣味として、絵画や音楽など、芸術作品と対峙することがあります。
そして、時として心を大きく動かされるものと出会うことがあります。
そういった作品はなぜ人々の心をつかむのか…あれこれ考えを巡らせることも珍しくはありません。
最近、ふとピカソが残した言葉を目にしました。
「人の心を動かす芸術は苦しみの中から生まれる」
芸術の真髄を極めた偉大な画家の言葉には説得力があります。
人々の苦しみや、苦しみを乗り越えた先にある喜び、また苦しみの中から生まれる祈りや希望…
このような人間が抱く様々な感情を代弁するかのようにそこに佇む作品は、どんなに時間が経っても大きなパワーを放ち続け、その作品に触れた人に寄り添い、その人の心を癒やしてくれるのではないでしょうか。
人の心を動かす芸術は、いつまでも輝き続けます。
そして、その大切な文化を、私たち人間が守っていかなければならない、と強く感じています。